大手通信PLDTの子会社・VOYAGER Innovations、Inc.は、最新の資金調達ラウンドでさらに2億1,000万ドルを調達し、その評価額を約14億ドルの「ユニコーンプラスステータス」に引き上げました。
※ユニコーンとは時価総額10億ドル以上の未上場会社
同社の主要株主であるPLDT、Inc.は、Voyagerが新しい資金を使ってMaya Bankサービスを開始し、暗号通貨、マイクロ投資、保険などの新製品を提供すると語っています。
預金やクレジットカードなどのMayaBankのサービスは、PayMayaプラットフォームを通じて提供されると付け加えました。
今回のファイナンスラウンドは、Susquehanna International Group、LLPのアジア部門である新しい投資家SIG Venture Capitalが主導しました。香港を拠点とするFirst Pacific Co.、Ltd .; シンガポールを拠点とするグローバル投資会社EDBIも投資を行ました。ちなみに。PLDTはFirst Pacific のグループ会社です。
今回の投資ラウンドには、既存の株主であるPLDT、KKR、中国のTencent、世界銀行系の公的ファンドInternational Finance Corp.(IFC)、およびIFC AssetManagementCo.が管理する2つのファンドも参加しました。
最近eウォレットアプリケーションを通じて、暗号通貨取引を導入したPayMayaは、3月末現在、4,700万人を超えるユーザーを抱えています。
Voyagerは、9月にMayaBankのデジタルバンキングライセンスを取得しました。パイロットテストは3月に開始されました。
Voyagerは、競合の大手通信会社・グローブテレコムグループのGCashの運営者であるGlobe Fintech Innovations、Inc.(Mynt)と直接競合していますが、Myntの方は、デジタル銀行のライセンス取得を計画していないようです。
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