フィリピンの通信大手グローブ・テレコム傘下で電子決済サービス「Gキャッシュ」を運営するグローブ・フィンテック・イノベーションズ(ミント)は15日、デジタル銀行の免許取得を計画していないことを明らかにしました。
マーサ・サゾン社長兼最高経営責任者(CEO)は、デジタル銀行の免許がなくても、既に万全の金融サービスを提供できていると説明しました。デジタル銀行を設立して銀行と競合するよりも、提携する金融機関の電子決済プラットフォームとして活用される方が得策との見解を示しました。融資業務で銀行と提携できるなど、柔軟な業務運営が可能となる点も強調しました。
デジタル銀行は実店舗を持たず、デジタルプラットフォームや電子チャンネルのみによって金融商品・サービスを提供します。通信大手PLDT傘下の電子決済サービス会社ペイマヤ・フィリピンは9月に免許を取得し、デジタル銀行「マヤバンク」を2022年3月までに開業する予定です。
# フィリピン 不動産 投資 株 海外進出 永住権 ビザ マニラ セブ 移住 移住 コロナ