証券取引、7~9月期の純利益44%増

フィリピン証券取引所(PSE)が15日発表した2021年7~9月期決算は、純利益が前年同期比43.7%増の5億4,153万ペソ(約12億2,940万円)でした。営業収益の増加が利益を押し上げました。
売上高に相当する営業収益は23.9%増の11億ペソでした。上場、取引、サービスに関連する手数料収入が軒並み増加した一方、営業コストは11.1%増の5億1,481万ペソでした。
株式市場での調達額は、新株と既存株の合計で1,614億4,000万ペソとなりました。私募は6件、新規株式公開(IPO)は4件、追加株式公開は3件、新株予約権付きの無償割り当ては3件でした。
9月末時点の1日平均の売買代金は84億3,000万ペソで、外国投資家の売越額は867億7,000万ペソでした。
ラモン・モンゾン社長兼最高経営責任者(CEO)は「新型コロナウイルス感染収束後の事業活動に向けた資金調達により、株式市場が活発になっている」と説明しました。年末の数週間でさらに数件の株式公開を見込んでいます。

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