グローブ系、遠隔診察の利用3.6倍に

フィリピンの通信最大手グローブ・テレコムは23日、遠隔診察サービスを提供する傘下のコンサルタMDの2021年1~6月の利用件数が、前年同期比3.6倍に達したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が影響した。
コンサルタMDのチョロ・タガイサイ最高経営責任者(CEO)によると、新型コロナの感染拡大で混み合う病院での診察を避けられることを利点に、サービスの利用者が爆発的に増加している。感染拡大が急増すると利用者が増える構図になっているという。
グローブは15年、全国民に手頃な価格で医療を提供するためコンサルタMDを設立した。利用者は21年1~6月時点で累計100万人を超えている。音声・ビデオ通話による医師の診察を、24時間365日、月額60ペソ(約131円)で受けられる。

セミナー・イベント
セミナー動画
お問い合わせ・資料請求
オンライン個別相談