セブランド、工業団地の開発企業を買収

フィリピン中部セブ市を本拠とする不動産開発大手セブ・ランドマスターズ(CLI)は23日、工業団地開発を手掛ける関連会社ミン・モリ・デベロップメント(MMDC)を買収したと発表した。株式60%を取得し、出資比率を80%に引き上げた。
ミン・モリはセブ市ミングラニラで埋め立て造成する100ヘクタールの用地に、ハイテク企業向け工業団地「ミングラニラ・テクノ・ビジネスパーク」を開発する計画を進めている。事業費は200億ペソ(約438億円)に上る。セブ・ランドマスターズは同社を子会社化することで、事業を主導して円滑に進める体制を整えた。
この事業は環境天然資源省から環境適合証(ECC)を取得済み。年内に土地造成庁(PRA)から着手通知書が交付されると見込んでいる。

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