フィリピンで風力発電を手掛けるトリコンティECCリニューアブルズは5日、ドイツの再生可能エネルギー大手wpdのフィリピン法人と提携し、中部アクラン州に出力7万5,600キロワットの陸上風力発電所を建設すると発表しました。
wpdによると、出力4,200キロワットの風力発電タービンを18基設置し、2023年内の完工を目指します。風力発電所で発電した電気は、トリコンティとwpdが新設する変電設備を経由し、フィリピン全国送電社(NGCP)の送電網に供給される見通しです。
事業費は約50億ペソ(約110億円)で、年内着工を予定している模様です。