フィリピンの電力大手アボイティス・パワー(APC)は3日、再生可能エネルギー事業を拡大するため、向こう10年間で1,900億ペソ(約4,170億円)を投資すると発表しました。2030年までに発電容量に占める再生エネルギーの割合を5割に引き上げます。
発電能力を10年間で920万キロワットに引き上げ、再生エネ発電は半分の460万キロワットとなります。
目標達成に向け、新たに370万キロワット規模の発電施設を建設します。うち236万4,000キロワット分は北部ルソン地方を中心に事業を実施する計画で、パンガシナン州で7万4,000キロワットの太陽光発電所を建設する事業などが含まれています。