フィリピンのロペス財閥傘下の投資会社ファースト・フィリピン・ホールディングス(FPH)は23日、従業員の通勤用に電動シャトルバスを導入すると発表した。温室効果ガスの排出削減戦略に沿った動きで、米グローバル・エレクトリック・トランスポート製の電動バスを使い、子会社の従業員を送迎する。
電動バス「コメット」2台を購入する。変圧器を手掛ける子会社ファースト・フィレックのバタンガス州にある拠点で、従業員の通勤用に投入する。
バスの定員は30人で、1回の充電で100キロメートルの走行が可能。10月に納車される予定になっている。ファースト・フィリピンは、グループ企業の他の拠点への電動バス導入も視野に入れている。