メガワイド、カビテで高速バス事業提案

フィリピンの建設大手メガワイド・コンストラクションは、ルソン島南西部カビテ州でのバス高速輸送システム(BRT)「サウスウエストBRT」の整備事業を提案し、事前交渉を開始したと明らかにした。投資額は19億ペソ(約42億円)。マニラスタンダードが22日伝えた。総延長は22.5キロメートルで、ターミナル5カ所と停留所34カ所を設ける。沿線には公共交通網がなく、ジプニー(フィリピン式乗り合いバス)やトライシクル(三輪タクシー)がBRTの支線となり得ると説明している。
専用車線を設け、渋滞などによる一般車両への影響も抑える。事業は地場不動産開発企業メープルクレスト・グループと共同で実施する。
運行開始は2022年中の計画だが、州側の承認時期に左右される見通し。州は今後、企業提案による公共事業計画の手続きに従い、対案を募集して事業者を決定する「スイスチャレンジ方式」の入札を実施する。

セミナー・イベント
セミナー動画
お問い合わせ・資料請求
オンライン個別相談