フィリピンの証券取引委員会(SEC)は4日、不動産開発大手メガワールドとロビンソンズ・ランド(RLC)の不動産投資信託(REIT)の上場計画を承認したと発表しました。メガワールドは最大273億ペソ(約600億円)、ロビンソンズ・ランドは最大267億ペソの調達を目指します。
メガワールドは、REIT法人のMREITを上場します。新規株式公開(IPO)では10億7,800万投資口を1口当たり最大22ペソで公募します。応募が超過した場合は、追加で1億6,170万口を公開します。国内のREIT上場では過去最高規模となる見通しです。
ロビンソンズ・ランドは、REIT法人RLコマーシャルREITがIPOを実施します。33億4,300万投資口を公募し、応募が超過すれば3億510万口を追加します。公募価格は1口当たり最大7.31ペソです。
MREITは9月6日、RLコマーシャルREITは9月20日にフィリピン証券取引所(PSE)のメインボードに上場する予定です。